気陰両虚

気陰両虚(きいんりょうきょ)とは、気虚と陰虚が同時に起こっている病態です。
人体内で様々に働くエネルギーである気が不足し、さらに内臓や細胞を形成している栄養物質である陰液(津液・精・血)も同時に失われている状態です。

症状としては、
気虚の
○やる気・元気がでない
○疲れやすい
○体がだるい・めまいがする
○手足の冷え・寒がり
○精神的に気弱・くよくよしやすい
○物事への持続力がない
○声に力がない
○動悸・息切れがする
○下痢しやすい
○風邪をひきやすい
などの症状と、
陰虚の
○顔や手足の裏がほてる
○午後になるとのぼせて、汗が出やすい(午後潮熱)
○口やのどが渇く・冷たいものをほしがる
○眠りが浅い・よく夢を見る
○寝汗をかく
○腰が痛い
○耳鳴りがする
○空咳や痰がでる・声が枯れる。
○便秘気味または便が乾いてコロコロしている
などの症状が合わさって、感じられます。そのため、非常に苦しく感じます。

気陰両虚の原因としては、夏の炎天下にスポーツをしたり、体力を激しく消耗した時、また、過労・精神疲労・睡眠不足・房事過多などによる無理のし過ぎによっても引き起こされる。

気陰両虚を改善するには、
気功では、補法の気功を行う。
漢方では、補気と補陰(補血)を同時に行う薬剤(麦味参顆粒(生脈散)、天王補心丹、八珍湯(四君子四物湯)など)を摂る。
あわせて、早寝をして、特に睡眠をよくとることが重要である。
posted by 東洋医学 at 12:00 | 用語

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